【修繕】室内にある共用排水立て管の更新工事
- anzenmanshonproject
- 3 日前
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室内に設置された共用排水立て管の更新工事について、会員のマンションで行う工法の工夫や生活への影響、資金計画まで、具体的な検討内容が報告され、質疑応答や意見交換を行いました。
2月定例会では、住戸内に設置された共用排水立て管の更新工事について報告がありました。本件は、トイレ背面など室内を縦に通る排水管を対象とするもので、共用廊下のパイプスペース内にある場合と比べ、各住戸内での作業が必要となるため、合意形成や工程管理に細やかな配慮が求められる工事です。
既存の排水管は鋳鉄管という耐用年数の長い配管ですが、他マンションで腐食による漏水事例が見られることから、長期修繕計画に基づく予防保全として更新を決定しました。新たに採用するのは耐久性に優れた塩化ビニル管で、室内を通る特性を踏まえ、耐火性のある高密度の遮音材を巻くことで排水音の低減を図ります。また、継手部分には防食性能を高めた仕様を用い、耐久性の向上に配慮しています。
一部区画では、1階に事業所が入居しているため施工方法の再検討が行われました。当初は床下配管を計画していましたが、構造条件や運営への影響を踏まえ、天井部に配管を通す方式へ変更。これにより工期短縮と費用抑制を実現し、関係者との合意形成につなげました。
工期は1系統あたり約5日間で、配管交換自体は1日ですが、壁の撤去・復旧を含めると数日間の立ち入りが必要となります。工事中の昼間は同系統住戸で排水ができないため、夜間利用が可能となるよう毎日仮復旧を行います。不在時の対応として鍵の預かり等も検討されています。
工事費は1棟あたり多額となる見込みで、住宅金融支援機構の融資制度や自治体の利子補給制度の活用を検討中です。総会決議を前提に、資金計画と工程管理を両立させながら、安全・安心な住環境の維持を目指していく方針が示されました。




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