top of page

【4月定例会】日常からできる集合住宅の防犯対策とは?ー防犯セミナー

更新日:5月8日


ree

 近年、犯罪の手口は巧妙化し、戸建て住宅や集合住宅を問わず、私たちの身近に危険が潜んでいます。こうした中、ALSOK釜形様を講師に迎えて開催された「防犯セミナー」では、具体的な防犯対策から住宅環境の見直し、そしてホームセキュリティの重要性まで、多角的な視点で防犯の知識を学ぶことができました。日常に潜むリスクを知り、備える一歩を踏み出しましょう。


防犯セミナーでは、私たちの暮らしに密接に関わる「防犯対策の基礎」として犯罪の実情を教えていただきました。

ree

例えば、オートロックは安心と思われがちですが、暗証番号タイプは実は狙われやすいという実態や、窓の補助錠は下よりも「上部」に設置するほうが有効であるといった、実践的なアドバイスが紹介されました。

また、防犯フィルムは「鍵の周辺に貼るだけでは不十分」であり、窓全体に貼り、定期的に交換することが重要とされています。さらに、網入りガラスには実は防犯効果がないなど、一般に誤解されやすいポイントも明らかになりました。

次に、近年の犯罪傾向をデータとともに紹介。刑法犯認知件数は3年連続で増加傾向にあり、窃盗の中でも戸建て住宅が3割を占め、侵入手口としては「忍び込み」や「居空き」が多くを占めるとのこと。特に、侵入に5分以上かかると犯行を諦める傾向があるため、侵入しづらい環境を整えることが犯罪抑止に直結するとのことです。


犯罪が起きにくくするには

防犯環境の形成には「対象物の強化」「接近の抑制」「監視性の確保」「領域性の強化」が鍵を握ります。日々の習慣として、窓や扉の確実な施錠、来客時の用件確認やチェーン越しの対応、宅配BOXや置き配の活用が勧められました。さらに、非通知着信履歴や建物のマーキングへの注意も重要です。




集合住宅における防犯

集合住宅においては、特に「玄関」と「窓」の防犯対策が重要です。鍵の番号を隠すことや、来客にはインターホン越しで対応することが推奨されました。また、生活パターンを悟られない工夫や、外出時のシャッター、補助錠や来客センサーの活用も有効です。


最後にホームセキュリティの必要性について触れ、犯人が犯行を断念する理由の上位に「セキュリティシステムの存在」があることが紹介されました。見える対策が抑止につながる今、安心のためにこうした備えがあるとさらに安心です。




ALSOK釜形様、ご講演ありがとうございました。

ree

<セミナー講師>

ALSOK 釜形 文佳 様

綜合警備保障株式会社 渋谷支社 青山営業所

〒150-0032 渋谷区神宮前3-35-19

TEL : 03-3403-2221 / FAX : 03-3403-2340

MOBIE:070-3139-5044





 
 
 

댓글


ABOUT US >

​江戸川区内マンション協議会は、江戸川区内にあるマンションの管理組合が加入している非営利団体です。協議会では、毎月近隣マンションの管理組合が参加し、マンション管理に関する情報交換を行っています。

連絡先>

なぎさニュータウン管理組合内
江戸川区南葛西7丁目1−21

担当:奥田

E-mail: info.manshonkyogikai@gmail.com

bottom of page