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執筆者の写真anzenmanshonproject

​熊本地震で管理組合はどう対応したか

更新日:2021年1月31日

 大震災が起きた際、マンションが混乱する中で、管理組合はどのような対応を行えばよいのでしょうか。

​ 熊本地震からまもなく5年。今回は、熊本県マンション管理組合連合会の皆様のご協力をいただき ”被災地熊本からマンション防災の知恵を江戸川区へつなげる~熊本地震で管理組合はどう対応したか~” というテーマで、現地よりwebオンラインでお話を聞かせていただきました。

 大規模地震が発生するリスクに備えて、私たちが今何をすべきか、そして、被災に備えて本当に必要なことは一体何でしょうか。熊本地震の実際の体験談をうかがうことで、そのヒントを教えていただきました。




今回は2回シリーズで、下記のようになります。

1/24(日) 1回目 「地震直後の72時間、管理組合はどのような対応が求められるか」

2/28(日) 2回目 「被災後の普及復興の道のりを乗り越える」


第1回に参加されたみなさんの意見をご紹介させていただきます。

・実際の状況とリアルな対応を経験された方から直接伺えた

・災害発生後の状況を知ることができた

・被災直後の状況がわかり、安否確認や2次災害防止がまず行う行動だとわかった

・日頃の訓練は無駄にならないこと、コミュニティが大切だということがわかった

・学んだことを、マンション内で多くの方に伝えたい

・マンションの防災についてもっと広めていかないと

・地震対策ボックスは、いざという時に心強いと思いました。 「マンション地震対応箱MEAS」の情報はこちら


このセミナーに参加して、被災すると”何が起きるのか”、”どう対応したらいいのか”といったイメージを具体的に持てた様子が伺えます。また”セミナーで教えていただい知識を自分のマンションで伝えたい”というように、防災を広めていこうとする姿が感じられます。




 今回のセミナーには福岡大学元工学部教授の古賀一八先生、元マンション管理組合連合会会長の川上湛永様にも参加いただき、専門家としてのコメントもいただきありがとうございました。熊本マンション管理組合連合会のみなさまには、全面的にご協力をいただきました。被災地より貴重な体験談と温かなご支援をいただき心よりお礼申し上げます。




日時:2021年 1月24日(日)14:00-15:30

対 象: 江戸川区内マンション協議会会員、マンション防災調査参加管理組合、調査関係先、防災関係者様など

参加:約40名

運営:オンライン web会議


第1回目

1.マンションの被害状況

2. 地震発生直後の状況と対応

3. マンションでの復旧活動

1)地震直後の対策本部立上げ(地震後~2 日)

2)ライフライン復旧(地震後~1カ月)

3)支援物資の確保(地震後~2週間)


第2回目 *予定

4)震災ゴミの回収(地震後1週間~1 カ月)

5)復旧委員会立上げ(地震後2週間)

6)建物の被災度判定(地震後1 カ月一2 .5 カ月)

7)地震保険と羅災証明の判定対応(地震後~3 カ月)

8)合意形成(臨時総会)(地震後3.5 カ月)

9)応急修理制度の申請と各種支援制度の連絡(地震後3-4 カ月)

10)復旧工事開始(地震後5 .5カ月

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