マンション協議会で、これまで6つの課題(耐震化の推進・大規模修繕工事・コミュニティづくり・管理会社との付き合い方・行政との連携・災害への対応)をテーマに活動を進めてきましたが、社会環境等の変化によりマンション管理組合が抱える課題や問題も変化していることから、新たな問題として4つのテーマ(区分所有者の高齢化成りて不足・管理費等未払いの増加・居住ルールを守らない居住者の対応・総会時理解の運営)を加え、課題解決へ向けた意見交換を行いました。
これまで、江戸川区内マンション協議会で取り組んできたテーマは、下記の」6つになります。
耐震化の推進
・当協議会が発足した原点の課題、ほとんどの管理組合で対策が済んでいる
大規模修繕工事
・大規模修繕工事の進め方や長期修繕計画の作成など様々な問題の解決策を学び合う
コミュニティづくり
・マンションのコミュニティづくりに関して管理組合の取り組みや事例などの収集
管理会社との付き合い方
・管理会社との間で業務委託内容に関する様々な問題に対して対応を話し合う
行政との連携
・江戸川区住宅課との連携や補助金などの情報収集、セミナーの開催など
災害への対応
・大規模震災時の対応ができる防災モデルマンションをつくる・広める
現在、社会環境が変化する中で、マンション管理組合が抱える不安や問題について会員管理組合にヒアリングをしたところ、下記のような結果になりました。
本日の会議でも、各管理組合より
高齢化・役員のなり手不足
・高齢化によって理事のなり手が少なくなっている。
・輪番制で進めているが、体調不良や介護などの対応などで理事を受けられない方もいる
・若い人は仕事が忙しくて取り組む時間がない。
・必要に応じてスペシャリストを呼ぶのもいい
・独り住まいの高齢者の孤独死などが発生・ルールや対応の見直しが求められている
など、多くの管理組合が抱えている問題になってます。
今後のテーマとして、管理組合のIT化についても提案がありました。これからも、管理組合が抱える不安や問題に対応するために、協議会では今後期待されていることに対して、みなさんと共に対応を進めていくことを話し合いました。
問題意識を持った管理組合の皆さんとともに、課題解決の場を作り意見交換を行い、対策への取り組みを今後も進めていきます。
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