マンションのより良いコミュニティづくりへ向けて、協会加盟の管理組合を対象にコミュニティ形成の調査を実施しましたので、
結果をご報告します。
マンションのコミュニティは全マンションが必要と回答。理由は、防災防犯がトップで15.3%、続いて居住者間のトラブル12.9%で、次いで居住者のルール遵守11.8%・平常時安否確認(孤独死対策)11.8%、他という回答となりました。いざという時に助け合える関係が求められていることが表れています。
コミュニティの管理規約への明文化を実施している管理組合は、全体の46.7%でした。また、マンションが単独で行なっているコミュニティ形成の内容では、専門部会の会合が22.9%と最も高く、理事会議事録の配布やアンケートによる意見収集が20.0%が続きました。
自治会について、マンション単独で存在している管理組合は全体の71.4%と高い結果になりました。また、管理組合と自治会の交流として合同のイベントがある組合は33.3%、管理組合から自治会へ助成を行なっている組合も23.3%ありました。自治会を立ち上げる必要性は66.7%が必要があると回答しています。
くすのきクラブは、江戸川区在住の60歳以上の熟年者が、健康づくりや仲間づくりを目的に集まった団体です。マンション単独でクラブが存在してる組合は42.9%と半数弱が活動に連携しています。参加の方法は、自由参加が85.7%となっており、くすのきクラブを立ち上げる必要は33.3%ある一方、必要ないと回答した管理組合も22.2%ありました。
調査目的:マンションのコミュニティづくり
調査内容:コミュニティ形成の必要性と活動内容、自治会の参加・交流と立ち上げの意向について、
くすのきクラブの交流と立ち上げの意向
実施期間:2019年7月29-9月22日
調査方法:アンケート用紙の配布回収集計